この数年、よくわからないが、自分の何かが変わりたくてウズウズしていた。そのために4年前のサンクスギビングにセドナに行って占い師さんを訪ねたり、そこへ行くまでの数年も、何やら考えて考えて、迷って迷った。
実際その占い師さんはあなたを見れないと言って他の占い師さんが入ってくれたのだが、その占い師さんも、「あなたの質問には答えてはいけないと言われているので、お金をお返しします」と、門前払いをされそうになった。近くにいたVitamin Eも、セッションできないと言われた。ガイドブックやいろんなサイトを通して、「一番当たる」と言われていた占い師さんに家族4人分を見てもらうようにお願いして、数週間前から予約を入れ、数百ドルの前払いをしたと言うのに、それを返金すると言う。
何か良からぬ事が見えていたのだろうか、、、。
私の聞きたい事は答えなくてもいいから、なんとか私に今後のガイドラインのようなものを知りたい、とお願いした。そしたらその占い師さんは半額でいいからと言って私だけセッションをやってくれた。
そして夫とVitamin Aは他の占い師さんの所に行った。夫は、「占い師さんのところは悩みのある人が行くべきで、悩みがない人は、占い師さんを困らせるだけだ」みたいなことを言いながら戻ってきた。でも手にはしっかりと、プレゼントされたというパワーストーンも持っていたけど。
私の方では、その時のセッションは45分彼女が喋りっぱなしで、録音するように言われたので、今も携帯電話に言葉が残っている。なんだかパンドラの箱を開けてしまったような気がして、怖くて聞き返していない。
その時走り書きのメモに紹介された何冊かの本も、意味深過ぎて、オーダーすらしていなかったが、2年ほど寝かした後、急に思い立って、まとめてオーダーした。
その内容を読む前に、たまたま友達がその本の話をしてきたので(なんと言う偶然?全く同じ本を図書館で順番待ちしていると言うから)数冊先に貸してあげて、自分も一番気になる本だけ先に読んだ。
その本を読んだ直後は全く気がつかなかったが、そのセッションでのキーワードは、「I Will Change」だった。とにかく言い続けるようにと言われた。
最近そのウズウズがスッキリ取れて、自分の変わりたい場所が見えてきた。
何をどうしたいのか分かったと言うわけでは無いが、自分の感情がクリアになった感じ。
感情がクリアになると言うのも、とても不思議なのだが、自分の感じている事がわかると言うのが、そもそも可笑しい。自分のことなのに、分からなかったという事が。
以前は、元々自分の感じていたことなのに、自分の意思と喧嘩をしていると言うか、反対のことを言っているような、素直に受け入れられなかったような感じ。
今は、自分の感情と自分の意思がストレートに繋がっている。そしてその表現方法も迷う事はない。
I Will Change というのは、私の考え方や見方が変わるという意味で、私自身が何か別のものになるというわけでは無いということを何故か素直に理解出来て、受け入れられた。
そもそも自分の意思と他人の意思がごちゃごちゃになって身動き取れないように感じていたけれど、全ては無意識層の意思で繋がっている。だから、その意思のような、流れのような、渦のようなものと一緒に自分は自分の感情だけに責任を持って動けばいいという事。
たくさんの人が、それを私に伝えようとしていたと思う。
「なるようにしかならない」
不安になったら、その言葉をもらった。
そして今まで確かに、なるようになってきた。
タイトルの『生まれ変わる』
よく聞く、誰々の生まれ変わり?前世は何?、、、という意味の生まれ変わりでは無い。
ただ自分が全く自分の思い描いていなかった、違う無意識層の中で生かされていると言うことに、気付かされたと言うべきか。
世の中のタイミングというのが、特にその無意識層に繋がっている気がする。然るべき時に、然るべき人やものに繋がるという感覚。
とにかくいろんなタイミングが重なって、かれこれ20年ほど離れていた運動らしい運動を始めることにした。
20年前の運動と言っても、それはウエイトレス業。これはその当時働いていたお店の地下にも客席があったので、階段の上り下りが、かなりきつい運動だった。都会に住んでいたら地下鉄移動も当たり前。階段はいい運動!
車社会のLAに引っ越してきて、それもまた平屋に住んでしまったら、全く足腰を使わなくなってしまった。下半身が、弱ってくる訳だ。
勝敗にあまり拘らない私はスポーツではあまり心が動かない。
1人で黙々とジム、ランニング、ウォーキング、、、どれも心踊らない。
そこで私が始めた運動は、、、まだ1日きりなので、全く深くは語れないが、はじめの準備運動の段階で、昔の忍者教室を思わせる、正に全身運動。Tさん率いるそのグループに、ナイスボディのKさんを通して紹介していただき、2時間半、ずっとスクワット、オンブ、重りの抱っこ、腕立て伏せ、腹筋運動、跳躍、ストレッチ、ランニングなどなど繰り返して、身体に負荷を与えまくる、正しく軍隊紛いの訓練。
普段歩くことすらしていない私は、もう腿が全く上がらない。走るどころか、歩くのもしんどかった。そこを慣れた人たちは、重いバックパックを背負ってヒョイヒョイとスクワットをし、走っている。
バレエでも全く同じ筋肉が弱くて、自分の足が重すぎて上がらない、、、。体が固くて上がらないせいにしていたが、本当の原因は下半身の弱さにある。
分かってはいたものの、下半身の弱さは将来の命に関わる危機を感じた。
その日のうちに太腿が痛くなって、次の日は椅子やトイレに座ったり立ったりするたびに激痛。歩くのに足を動かす度に、激痛。このまま痛かったら次の週末の参加は無理かも、、、と思ってたら、今日は、その激痛はやや和らぎ、普通に歩けるようになった。でもまだスクワットをすると激痛。明日はスクワットでの激痛が和らいでいますように、、、。
10年ちょっと前、別のスポーツを始めた時、無理をしすぎて腰と痛めて2週間もぎっくり腰のようになったので、たった1回の参加でギブアップした。今回はもちろん慎重にやったつもり。でもまさか腿がここまで痛くなるとは、、、!膝を庇ったのも良くなかったかも。
それに反して嬉しかった事は三つ。
- 太ももの筋肉痛が、その日に起こり始めた事。歳を取ったら、一日おいて筋肉痛になるというが、その日のうちに痛くなった。よくマッサージするようにKさんもアドバイスをくれた。ただ一番痛くなったのはその次の日だけど、、、。
- 太もも以外の場所はほとんど筋肉痛にならなかったという事。リングフェィットのゲームでも、ちょっとは役に立っていたらしい。腕や背中はゲームをやった後しばらく慣れるまでは筋肉痛になっていたから、この2ヶ月くらいでまあまあ鍛えられていた計算になる。
- 下腹部の循環が良くなったという事。つまりは消化が助けられて、お通じが普段よりスムーズ。バックパックの経験者の何人かが、「山の中だとお通じが良いんだよー」と言っていたが、それは大自然のせいかと思っていた。多分、下腹部への負荷が一番影響していたんじゃないかな、、、と私なりに解釈、納得。
去年五十肩の治療でいいカイロの先生を紹介していただき、セルフケアを教わっておいて良かった。痛みの原因、仕組みを教えていただいたから、応急処置を自分で出来る。
このトレーニングでの目標は、できるだけ参加して、自分の下半身を鍛えよう。
見た目が変わるとしたら、お腹が真っ平らになってくれるのが一番の希望かな。
そして来年の夏こそは、バックパック(体重の3分の一くらい)を背負って山に入って、野宿をする旅に、参加させてもらおう。キャンプ仲間で行く恒例のイベントになりつつあるバックパックの野宿は、自他ともに体力に自信のない私だけは一度も参加した事がなく、家族の中でも1人いつも留守番組だった。
励ましあいながらの体力づくりって、何だか楽しい。
小中学生時代の体育の時間以来かな。
高校はめっきり体育見学者になっていたから。